《MUMEI》

「私の所なんて、黒い手に襲われるわよ?」

「ぐっ」

「ボクの所は水が襲い掛かってくるよ」

「うぐっ」

「あたしの所はぁ、植物が襲い掛かってきたよぉ」

「うぐぐぐぐ〜」

「九曜は低級の、しかも実体のあるモノに襲われるのよね。でも私達のとこよりは、レベルも低いんだからガマンなさい」

バタッ、と九曜は机に倒れ込んだ。

「まっ、来年の新入生のレベルにもよるだろうけど、九曜には同じ所を担当してもらいたいわ」

「…分かりましたよ。神無月先輩」

九曜はノロノロと起き上がった。

「来年になれば、俺も先輩ですからね。楽な所は後輩に譲りますよ」

「…九曜くん、顔が納得してないよ?」

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