《MUMEI》 スサノオは周囲のイモムシ人間に掌を矢継ぎ早に当てていくと、次々に爆裂させていく。 怪物達はもうすっかり他の獲物の事は忘れてしまったかのように、スサノオだけを目指して集まって来るが、あるいは切り裂かれ、あるいは爆裂させられ、皆血祭りに上げられていく。 しばらくすると数の多さにげんなりしたのか、 「むんっ!」 スサノオが拳を握って 大地を殴った。 すると大地から伝わる 超振動で、周囲五十メートル範囲内の怪物達は、 足元からモコモコッと体内で小爆発を起こすように体を膨らませる。 体内爆発が頭部まで達っした瞬間、 グワシャーーッ!! 次々と粉みじんになっていった。 前へ |次へ |
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