《MUMEI》

「あああん!涼くん!イっちゃう!」

そのまま空高く投げ飛ばされる感じがして

「あああー!イク!イっちゃうう!ああああ!!」

私、フワッて空中に投げ出されたの

「あああああ!!!」

私、まぶしい光の中にいるみたいだった

カラダの力が抜けて

上も下もない無重力の世界にいるみたいだった

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