《MUMEI》
*
俺が手に持ってる

虫カゴケースをみて、
三枝が言った

三枝「よっしー、今日もカタツムリ持ってきたんだな」

吉本「カタツムリじゃなくて
『かたむ』くんだよ」

三枝「ま、『肩もみ』だか、何だかわかんないけど、
どうしてそんなの持ってくるんだ?」

吉本「癒やされるんだよ」

三枝「カタツムリが癒やされる?
キモいだけじゃん」


斑溜「いいじゃないですか 人それぞれなんだから」


俺と三枝は、仲が悪いわけじゃないけど

よく意地の張り合いをする

それを止めてくれるのが、斑溜だ。


そんなこんなしてる内に

学校についた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫