《MUMEI》
私はさっき考えた幸せを二人に言った。
「私達はこれからも早紀ちゃんの友達だよ。それは変わらないよ」
「早紀がそう望めばそうなるよ。これからも一緒。
学校に行くのも帰るのも一緒。それからも……
何も気にしなくていいんだよ」
「ありがとう。うぅ、ありがとう」
私はまた泣いた。
でもそれでいいんだ。
−−私はロボットじゃないんだもん。
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