《MUMEI》 途中です「ねぇねぇ、新人さんが305号室行きになったんだって!」 「うわー、かわいそー!305号室でしょ?あの気狂いで有名な部屋!」 「なんでも、人手が足りなかったから選ばれちゃったらしいよ、その新人さん!」 「あそこに行く人はベテランだけっていう、皆の暗黙のルールがあったのにねぇ」 「あの部屋で働いてた人って、数人を残して皆辞めちゃったんでしょ?」 「気を病んで辞めちゃったって話だよ!」 「精神病院で働く人が病んじゃうって…………駄目じゃない?」 「でもそういう事も結構あるらしいよ。自分に自信を無くして、最後には自殺しちゃうんだって!」 「こわーーーい!」 「てか、その、新しく入れられた新人って誰よ?」 「えっとね、確か……………」 ***** 前へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |