《MUMEI》
自信と圧力
《当たり前だろ!
違う炎神の操っている炎だぞ!?
フリーの炎とは違う!》
「なるほど、なら!
東城、鉄粉を俺の近くに吹きかけてくれ!」
「…東城は学校で補習だっ!」
「はぁ!?
何で重要なときにいないんだあいつ!」
「相手は飛び道具の使い手だ!
ならば、アタシに任せな!」
「木崎!?」
「アタシは自然エネルギーを最大まで帯びることにより
一時的にだが、高速で圧力弾を放つことができる」
「何だ女が相手か?」
「ハァァァアァアアア!!」
木崎の体から薄緑の気のようなものが放たれている
「捕獲時とは違って本気でいける」
「ずいぶんな自信だな」
「くらえっ!!」
「ガトリングフレム!」
木崎の圧力弾は紅佑の炎の弾を弾き飛ばしていき
紅佑の右腹に当たる
「ぐはぁっ…」
「神龍気連弾!」
ドドドドドドドド…
「炎神の憤怒っ!!」
ズゴォッ…
ものの見事に木崎の圧力弾を消し去っていく
「なっ圧力弾が全て消し飛ばされるだと!?
全ての神力を注いだんだぞ!?」
「僕がやられるわけないだろ!!」
「ぐっ…
これほどとは…」

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