《MUMEI》
頑張るなら今でしょ
 




――――それから2日が経った。







紅組一派の人達とも大体は仲良くなれたし名前も覚えた。













まず最初に出会った

遊佐 静 (ユサ シズカ)さん。


金髪でキレると大変なこの組の大将らしい
名前可愛いですねと言えば殴られた。






そして冒頭から不快だった

久我 優心 (クガ ユウシ)さん。


おっと 名前負けしてますな
イケメンだから調子こいてんでしょう






出会ったのは遊佐さんを殺りにきた瞬間

栄角 一架 (ハエズミ イチカ)さん。


小さい頃ハエと馬鹿にしてきた男の子を
ボコボコにしたそうです






まだ本編には登場してない

雪白 冬真 (ユキシロ トウマ)さん。


聞いてるだけで寒くなりますね
すごく綺麗ですよ変人だけど…






はいお次は

黒沢 大和 (クロサワ ヤマト)


さいしょ女の子かと思いました。
けどただの可愛いげの無いクソガキ










まぁ、ほかにもいるらしいけれど今は遠征に出ててここには居ないんだとか。

早く合ってみたいな……




そしてそして、あたしはと言うとここから出られないとゆうことで家政婦みたく身の回りのことをしていますよ。いい子でしょ?

まぁ、遊佐さんが言ってきたんだけどさ




……………………うぜぇわ。










………………言えないけどね。



















「何がだ」

「んえ?」

「てめえ今、言えないとか言ったろうが」








やべぇ口に出てた









「ん―なんのこと―?わかんな―い……ででででッ!ちょ、マジ痛いっスって!」

「誰のマネだ?気味悪ィし腹立つんだよッ」
「〇―ラちゃんです!あのハイテンションなロー〇ちゃんです!オッケー?」

「しるかァ!」

「ぶげらッ」









そこまでキレなくてもいいのに遊佐さんは女だろうと関係なく酷い。



あたしは痛さに顔を歪めながら、












「ちょっとしたスキンシップじゃないですか」

「だからてめえの言葉は理解できねぇって言ってンだろううがよ。スキンシップってのは何だ」

「は〜〜〜……めんど」

「あァ!?」











また掴みかかってきそうになったからあたしは慌てて遊佐さんの自室から出て「失礼しまーす」と早口に逃げた。

また痛いのはゴメンだよ












――――――スタスタスタ、





「ったくせっかく人がお茶持って行ったってのになんだあの人は!今度お茶の中に砂糖入れてやろうか…………いや、バレたときが怖い」










そう一人廊下で呟いていると後ろから、てか遊佐さんの自室からけたたましい音が飛び交った。そして、









「遊佐ァァァ!あたしと遊べぇ――――!」







あぁ、一架さんか。


現状はわかったので振り返らず無視することにした










 

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