《MUMEI》 「では一番、伊藤」 「はい…」 自己紹介の順番が来た、どうせ、今時の女の子たちの前で自己紹介したって、古くさい趣味、 毎学期謹慎の生徒が出る荒れ気味の 中学校 こんな頭がよくて、お嬢様のように 優雅でおしとやかな子たちの前で したくはなかった 「ん、ぐぐぐ…」 「どうした、伊藤言えるか…」 「んんん…」 なんとか腹痛のようにごまかす、なぜなら話したくないからだ。 すると ある一人の女の子が席を立った。 「おい松下…どうした…」 「多分伊藤さんは気分が…」 「松下が連れていくか…」 「はい…」 私は、自己紹介をあとに、松下という女の子と 保健室に行った 「大丈夫…」 「うん…」 極力、松下さんとは友好関係を作らない方がいい、保健室くらいなら一人でもいける、というかなぜそもそも彼女は私を保健室に連れていく 彼女は保健委員なのか?いや委員会自体まだ決めてないはず 「一人で行く…」 「だめ…」 それでも彼女は離してくれずに強引に保健室へと入っていく 前へ |次へ |
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