《MUMEI》
リア充爆ぜろ
どしゃ降りの雨の中
俺は呟いた
「真ちゃん…もっかいより戻そ?」
無理だってわかってる
だけど
自然消滅とか悲しすぎる
「はっ?何を言ってるのだよバカ尾」
やっぱり無理よね
「ごめん…」
「別れた覚えなど無いのだが…」



What?

「え…でも、なんか…えっ?」
まさか勘違い…
うわ、うっわー!真ちゃん怒ってるし
「高尾は俺が嫌いなのか…?だから別れたのか…?別れた覚えなど無いが」
「えっ?あ、そんなこと無いって…えぇ!?待って待って!!」
スタスタと帰って行く真ちゃん
「真ちゃん待って!!嫌いじゃないから!!え、ガン無視…真〜ちゃん!機嫌なおして!!」
いつのまにか真ちゃんの家に着いていて
「ただいま、はっ!?」
真ちゃんが閉めようとするドアを思いっきり引っ張って無理矢理開けて家に入って
「お邪魔しまーす」
「不法侵入なのだよ!!今すぐ出ていくのだ!!」
「あらー!高尾くんおひさしぶり━、元気だった?」
「あ、はい、とても!」
うげ━俺気持ち悪
「そう、今日はどうしたの?」
「真ちゃんが勉強教えてくれるって言ったから来ました!!」
「はぁ!?そんな事言って無いのだよ!!」
「本当━?まぁー真太郎良かったわね。こんな良い友達が出来て」
「友達じゃな…「お母さん!!今から勉強するから絶対に入らないでほしいのだよ!!」
そう言ってグイグイ後ろから俺を押す真ちゃん
「わかったわー。高尾くんは御飯食べていく?」「お母さん!!」
「あ、はい!!」

バタン

「っはー…、疲れたのだ。」
「あ、真太郎、そこの縫いぐる…「わかったから!!」
「いつ見ても楽しいお母さんだねー」
「…初対面の筈なのだが…?」
「んな訳無いじゃ〜ん、ちゃんと付き合った日に報告に言ったしー!」

「はっ…ぇ、あぁ……はぁ!?」

「あのさ、普通だろ彼氏が彼女の親にあいさつって」
「普通では無いのだよ!!しかも、その、お、男同士だぞ!!嫌われたら…」
「真ちゃん、お母さんに今嫌われてるか?」
「…いや」
「ならいいじゃん!!…さてと…」
俺は立ち上がり男の部屋に入ったらお決まりと言っても良いほどの''あれ''をするためにベッドの下を勢いよくあけた
「あっ…そこは…!!」
「エロ本みっー…け?」
そこに入ってたのは
ウサギ、猫、いぬ、りす、まるっこ…
「縫いぐるみ…?」
大量、しかも全て愛らしいものばかり
「…好きなの?」
「ベベべ、別に、す、すきとかではな無いのだ…よ」
「そう?」
自分の鞄の中を探ると昨日クレーンゲームで取った可愛らしいふわふわな猫の縫いぐるみを真ちゃんの前でちらつかせて
「ぁ…かわっ……いくないのだ!」
《真ちゃん、大好き━!》
腹話術の真似事をすると、真ちゃんがチラチラ見て
「これ、真ちゃんにあげる!」
「い、いらないのだよ!!」
「あ、じゃあ妹にでもあげようかな━」
「ぇ…し、仕方ないから…貰ってやる…」
「はい、真ちゃん」
縫いぐるみを真ちゃんに渡すと少しだけどとても嬉しい顔をして、それがとっても可愛い…って言っら怒るよね?
「どうしたのだ?」
「え、真ちゃんって睫毛長いなーって」
「はぁ?意味不明なのだよ」
「意味不明でいいんだよ〜」
膝枕をねだったら素直に了承してくれて、なんか真ちゃんじゃないみたい
「変なのだー」
「変じゃないのだ。後真似をするな」
「嫌なのだー」

ガタッ

「「えっ?」」
「あ、・・・・」

さぁ、非リア充が書いたリア充っぽい高緑…この後どうなるか!?





また今度にでも

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