《MUMEI》

さんざん殴られ、試合中に脳震とう を起こした、プロボクサーのように触手がふらつく。
その大蛇そっくりな頭部に、「ふんっ!!」
真上から叩きつけるように、トドメの拳が振り下ろされると、
「きゅうぅっ・・・・」かわいらしくも哀れな鳴き声を上げて、触手はびくびく痙攣しながら、地上へ伸びてしまった。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫