《MUMEI》 親友「起立っ、礼。ありがとーございました。」 授業が終わった。 教室に戻る途中、私の幼なじみの ゆーちゃん、通常、長 ゆずゆがいた。 私はゆーちゃんに駆け寄って声をかけた。 「ゆーちゃんっ」 「わっ!ビックッたー」 私は、へへっと悪戯っぽく笑ってみせた。 「あっ、そうだっ、さっきるみがね めっちゃウザかったんだよー」 私はさっきのことをゆーちゃんに言うことにした。 「えー、そうなのっ!?何でー?」 予想通りゆーちゃんはその話しに 食いついてきた。 「あたし、背の順でるみの前じゃんかー」 「うん」 「ペア、組んだじゃん?」 「えっ、もしかして隣だったのっ!?」 「ううん、ギリセッ」 手を左右に動かした。 前へ |次へ |
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