《MUMEI》
親友
「起立っ、礼。ありがとーございました。」

授業が終わった。

教室に戻る途中、私の幼なじみの

ゆーちゃん、通常、長 ゆずゆがいた。

私はゆーちゃんに駆け寄って声をかけた。

「ゆーちゃんっ」

「わっ!ビックッたー」

私は、へへっと悪戯っぽく笑ってみせた。

「あっ、そうだっ、さっきるみがね
めっちゃウザかったんだよー」


私はさっきのことをゆーちゃんに言うことにした。

「えー、そうなのっ!?何でー?」

予想通りゆーちゃんはその話しに

食いついてきた。

「あたし、背の順でるみの前じゃんかー」

「うん」

「ペア、組んだじゃん?」

「えっ、もしかして隣だったのっ!?」

「ううん、ギリセッ」

手を左右に動かした。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫