《MUMEI》 逃げられた「なあ…どこ行ったん」 俺はひたすら、あいつを探す。 どこの部屋かき回してもおらん 誘拐か、あいつが好きな散歩か、それとも…帰ったか。 俺は、あいつの居場所がわからんから携帯で、 あいつのケータイ番号を打つ 「もしもし…」 「なあどこおんの?」 「自分の家だけど…」 「そおか、帰ったんかまた会える日にな…」 俺はできるだけ穏やかな口調で話した。けど頭の中にあるなんかがぷつん切れて 今、 ”あいつ殺して、俺も死んだら”同じ所でまた出会える気がすんねん。 次へ |
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