《MUMEI》

優里が、洗面器に貯めた
お湯を裸身にかけると、
白い肌の上を細い水の筋が、するすると幾つも流れ落ちていった。
やがてほんのり桜色に染まった肌の上で、幾つもの水滴が玉虫のようにとどまり、きらきらと光る。淡くほとんど色素の無いピンク色の乳首が、流しきれていない泡の間から、屹立していた。

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