《MUMEI》

居心地のいい場所へ割り込んでいるのではないからその場所が侵略されませんように 世界は平面にしか見えなくてそれだから距離はあるのもないのも同じ 夢の中は立体で3つ目の方角をもつ 世界ではホントウはなくても回っていくけどココではすべての誤認は角度を広げていく 一杯かかえてる間違われたままを1つも落とさずいるから真実は何も消えずにある どちらの世界も閉鎖されたまま存在せずに止めてきた空間と空気が何処にもなくなったら消えている存在さえも失くなるから1205

1日より先のことまでを準備できなくなっているから 明日のことも見えなくてただいつものように時が返ってくのをこらえてた やっと水中から顔を出すことのできる一瞬を逃して次まで息があるのか計算もできていない 息をしたあと水中に引き戻されることをもしかして水中でもう予期してるのか そんな事してるわけないのに 生きてるのでなければ呼吸などしてもしていなくてもいっしょ 水中に余計に一つ多く自分に沈められる 彼女には自身を救うことさえ忘れられているから でも彼の賢さでそれを選ぶことの可能性を授かっている 彼女の最初を知らないから彼にはずっと理解できないはず それを伝える事なく続いているから何故そうなのかがわからない 伝えないままその先に行ってしまえばいい だけど二重以上に理論が重ならないから行けばそこはもうすでに違うものとなっている17** 今日や明日に何かがある気がして 断りたくても避けるわけにはいかなくてあきらめてても苦しい 与えられた時にひとりでいられない時間はたとえわずかでも ほんの少しだけ残された人間の時を奪われてくみたいに

もしもそれを採択したら どんな種類のなみだを流していても 完全に幸福でしかなくなるはずだったもの それは普通にかんがえる一緒とは違う 突然そんな気になったんじゃない ずっとそれを稼動させようとしたことはない やはり勝手にはできなかったし 肝心の前提は人間本体は一度破壊された その代わり予定なく普通にはそうもしてきた もともと危険ではない けれど決して他者を介すべきものでなかった だから身を置いて一人になるはずだった 何も決めようなどとしていない 何をしようというつもりなどない だけどわからない なぜこうしているのか もしもそれを行うとしたら明日が終わる間だと思う 間違ったことなどでなくても 許可を出そうとした事はない 少しふつうとは方法がちがう だけど説明できなかったとしても それが始まるとわかっていたら おかしくはならないから2305

どうしてもできないのは それは一人しかいないずっといた事がない人間だから ずっと存在することはないと知ってきた人だから もう一度殺すことはできないから0842

死ということ それだけが事実 もう残りは離れたくない2359

だまって呼吸して口が何の目的でも開くのを拒否してだけど意識と意思は向かおうとして矛盾のままただ呼吸をしてとにかくもう消せないと流れないように安全な場所がなくて動けないのが苦しい1211

あの時と違うのは完璧な具体的手法を初日から完全に貫いて特に最初の2週間程を真剣に一瞬の隙ないまである種の人体実験を現行したから。そして絶対に途切らさず最初のままを繰り返し結果ここに来た。それは究極に自身を守る唯一の方法だった。生かさない事で殺さない。それだけの必要性が生じた訳。そして今違うのは一時に完遂できない事。体が引き裂かれるような事。同時に矛盾を消化しないで存在する事。これは選んだのじゃない物。だから用意とは違う別の方法が使われる。それはこの身に入っていない。身を守るような安全ではない。けど更なる危険を抑えるために。生きないよりも終えること。今を救えない方法。助からないで眠る方法。2240

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