《MUMEI》
*
俺は、実を言うと大野麻美が好きだった。

いつも、ひたむきに頑張っている

大野麻美が


三枝にも、斑溜にも話してなかった。


笹島と、大野が仲がいいのは知っていた。

会長と副会長だから、話す機会が多いのは、当たり前だった。


俺も、副会長になりたかったけど、成績が「良い順」に自動的に会長、副会長にさせられるので

なれなかった。

因みに、俺はクラスで四位の成績だったので、なれなかった。


三枝と斑溜の話しを聞いて、ますます、大野と笹島の仲の良さを確信して、辛くなった。

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