《MUMEI》
トドメと賢明
ズゴォォオォオ…!!
神力を使い果たしたため足が言うことを聞いてくれず
立っているのがやっとだった
「まだだっ…」
そういいつつフラフラと紅佑は立ち上がる
「クソッ神力がっ…」
いくら捻りだそうとしても何も起きない
「トドメだっ…フレム…」
紅佑が撃つ体制をとろうとしたとき
「帰って!!」
「!?」
「今の貴方なら私にだって倒せる!
貴方は引き下がるのが賢明な判断だと思うな!!」
「ちっ…」
《彼女の言うことは正しい…
ここで負けては意味がない
引き下がるぞ… 紅佑… 》
「次は倒す!!」
ザッ…
紅佑はゆっくりと立ち去っていった
「行ったね…」
「助かったぜ…遥…」
バタッ
「蒼夜!!」
「佐々木…廃墟に早く行ってゴッツフィールドを解除するよ!」
「木崎さん…わかりました!」

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