《MUMEI》

体育終了後、田中先生に呼び出され
「今日の事は担任に伝えておく…」
「はい…」
一言で終わり、服に着替えると
制服とスカート、上靴は泥まみだ
「うわあ…」
私の名前の棚には、一枚の紙切れがあった内容は死ね、豚の一言だけだった。明らかに松下が書いたと思われる。
すると暗い体育館から田中先生が姿を現わし
「おい…佐藤…」
田中先生は心配そうに尋ねてくる
棚には泥まみれになってなにがなにか区別しようがないくらいになった制服とうわばき
「うう…」
「くっ…許せん…」
「先生…」
「待っていろ…松下を呼ぶ…」
「先生、松下を注意するのはやめた方がいいです!!」

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