《MUMEI》
over
涼しい風が吹く屋上

隣であなたは昼寝をしてる
明日から 別々の街で過ごすあたしたち

離れ離れになる あたしたち

けれど 寂しくはないの

あなたはあたしに言いました

「寂しくなったら会いに行くから
つか、俺が会いたい」


顔を真っ赤にしながら
頭をかきながら言いました
嬉しくて、嬉しくて
泣いてしまったあたしに困ったあなたは

一生懸命、笑わせてくれました




涼しい風が吹く屋上

もうすぐ あなたがあたしに会いにくる

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