《MUMEI》
*
すると、ゴキちゃんが、

「それは、大変だったゴキね」

続けて、ゴキちゃんは言った
「大野麻美を取られそうで、辛くないゴキか?」

吉本「辛いよ、というか、取られてるかも」


ゴキ「これを見るゴキ」

ゴキちゃんが、口をあんぐり開けた時、

ゴキちゃんの口が、テレビと化した。

吉本「ゴキちゃん、そんな能力あったの!?」

そのテレビを見ると、まだ放課後、会議室で居残りしてる

大野と笹島がいた。

2人とも、仲良さそうに

今後のクラスの方針を語り合っていた。


二人は、たまに目が合うと、

お互い顔を赤くして、ニッコリ微笑み合っていた。

みていられなくなった。

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