《MUMEI》 助けて!学校が始まっても お祖母さんの家から通ってた ばれないように、バイクで学校に行ってたんだ マンションには、着替えを取りに行ったとき お父さんのエロDVDを見て、抜いてただけ お祖母さんの位牌の前に、布団をひいて寝てたんだ ある日、知らないオジサン達が来た お父さんに金を貸してる? 払え? 権利書? え?…… 怒鳴り散らされ、パニックになった その日はそれですんだんだ 翌日、弁護士さんに相談したんだ そして、言われた通りにした 携帯電話も買った …また、来るかも… 毎日不安の中で暮らしてたんだ そして、その日は直ぐに来た 勝手に入らないでよ! そう、言い終えた僕に ふざけんな! 葬式にも呼ばずに、お前、遺産を独り占めするつもりだな! えっ?…親戚の人?… …知らないよ… あっ!! 目を開けると、視界が真横になってた 頭がガンガン言ってる… 口の中が、鉄を舐めたような、味がしてた 殴られたんだ… …体が震えた 殺されるのかも… 何か言ってる… …わからない… 聞こえない… !……また、殴られた なんで? !……息が……… お腹を蹴られたんだ… わけわからないまま 部屋の角に転がってた… ……震えてた… 怖い…… ……そして、冷静になると、誰も居なくなってたんだ… 前へ |次へ |
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