|
《MUMEI》 仕返し中村さんの入浴シーンを見ながらオナニーしてから 勝手に意識してたんだ 相変わらず、僕に風当たり強かったけど 僕には優越感があったからね… ぶっといウンコと、風呂オナニー… 中村さんを、あしらえるようになってた だから余計、中村さんは、俺にムカついてたのかもね…… 学校帰りに、電子機器の本を探しに書店に言ったんだ こういった専門的な事は、ネットより本がいいから 無料のネット情報より、お金を出して買う本の方が、やっぱり中身が濃いんだ そこで、中村さんを見掛けた… …参考書とかのコーナーだ…… なんか、様子がおかしいな…… あっ！……万引きした… ヤバイよ…防犯カメラがあるじゃんか！！ ん！…怪しいオバサン… もしかして！！ ダメだ、店を出ちゃ！ ヤバイよ オバサンが近づいて来てた きっと、万引きを捕まえる人だ な、中村さん！ 思わず、大きな声で呼んだんだ ビックリして、足を止めた中村さんに早足で近づき あった？、ありがとう 本屋って探すのたいへんだよね そう言って、カバンと一緒に持つ、紙袋から、中村さんが万引きした参考書を取り出したんだ レジ行ってくるね 自分の手にした専門誌と一緒にもって、レジに言ったんだ …わざとらしかったかな 声も、大きかったし… オバサンが、僕と中村さんを、交互に見てた 同じ学校の制服だし まぁまぁ知れてる優秀な学校だしね… レジを終えると、中村さんは消えてた… ……捕まってないよな… …制服で、万引きなんかすんなよ…バカか…ホントに… 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |