《MUMEI》
プロローグ
おい!輝餓外に雅我ってやつが来てるぜ!
「…雅我?アイツか!久しぶりだな!早く連れてこい!」
はいはい…
「久しぶり…」
「会いたかったぜ!こいつ!!!」
仲良いな…誰かな?
「いつぶりだ?確か俺が少年院出たのが2年前か?ってかお前今年出たのか?…マジかよ?俺より1年なげぇじゃん!!!」
「当たり前だ…こちとら親を殺してるんだ」
「…あぁそうだったな!まぁここに来たからには普通に暮らしていいぜ?」
…あ!この人が輝餓さんが言ってた東城雅我さんかな?
いやでも…ちっさいな
「雅我よぉ?お前まだ身長延びねぇの?」
「悪かったな小さくて」
「なんセンチだ?まだ168pか?」
………
「そう怒るなって!…黙れ186pってかWW」
なぜ喋ってないのに会話が成り立つ!?
「んで?このチームに入ってくれるのか?……マジか!入ってくれるのか?本当か?よっしゃぁ!なら早速皆に伝えないとな!」
は?なぜだから!会話が成り立つ!?
アイコンタクト?
嫌でも輝餓さんは喋ってるし…
「お!早速皆さん集まって来たぜ?」

「いやさすがに喋れよお前WW」
んーどうしようか?
私はここにいるの不味いよね
でもめっさ気になるし…
「あら?あんたか?うちの輝餓ちゃんが惚れたんわ?」
「誤解を招く言い方は止めろWW」

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