《MUMEI》
浴衣
の、のぼせた…

冷蔵庫からビールを取り出し、飲んだんだ

佐伯さんも飲んでた

会話なんか、出来ないよね…

浴衣姿のイズミと優香が来たんだ

金髪さんの、浴衣姿って、なんかエロく見えちゃう……

さっそくしてあげたら?

イズミが優香に言ったんだ
…今?……いいけど…

そう、言った優香に

今はいいよ…
…それより、話しとかなきゃならない事があるんだ

佐伯さん、俺を見て、そう言ったんだ

……………知ってたのか?
佐伯さんの言葉に

この前…ここで、夜中…盗み聞きするつもりは無かったんだけど…

そう、答えた俺に

…そうか、なら、話は早い琢磨に相談があるんだ

佐伯さん、そう言ったんだ
…………えっ?…

イズミを見た

うん、私は聞いてたよ…

優香は……酷い目にあったからな…
…それで、不感症になったのかもしれないな…

優香に触ったこともあるんだ…舐めたりもした
……まったく濡れないんだよ…
自分でカタワな女だと決めつけてしまってるんだ…
……さっき見てて、思ったんだ
琢磨とイズミがいいなら、優香を抱いてみて欲しい…
佐伯さん、そう言ったんだ
まってよ…俺みたいな変態に頼むことじゃないよ
それに、優香の意思がなきゃ、何も変わらないよ…

真面目に、そう言ったのに
ぷっ…自分で変態だと、自覚してるんだね

イズミが、そう言って笑ったんだ

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