《MUMEI》

 









――――――――ガバッ…!!











「ハァ!、ハァ、………ハァ…」










目を開ければベッドの上だった。

まだ外は暗い、扇風機はタイマーが終了していたのか止まってて身体はしっとりと汗をかいていた…









「…………………はぁ、」











俯いて前髪をかきあげる








なんて夢、最低すぎる
なんでアイツなんかが………








夢は恐怖や願望、つまり自分の感じてる一番深い部分が影響している。………あの夢は多分アイツの言った言葉の数々が変に印象深くて影響を受けたから。そう、そうに決まってる。




………………じゃあなんでアイツとキスなんかが出てきた?












思い出して不快になる









好きなわけじゃない、これは本当に。

じゃあ何で?知るか。








このまま悩んでても解決しないと判断した私は扇風機のボタンを押してまたベッドにくるまった。













□■□













朝、目覚ましの音で目を覚ましそして……







「うーん……」






ガシャン。








…………………………投げた。












そしてまた寝てしまった














 

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