《MUMEI》
帰路の情事
優香と一緒にシャワーを浴びてから、
カフェで二人を待ってたんだ…

イズミと佐伯さん、なかなか来なかった…

2はい目の珈琲を飲んでるとき
二人が来たんだ

………おはよう…

そう、会話しただけだった
観光して帰るつもりだったんだけど…

強い雨が降ってきて、そのまま高速に乗ったんだ

でも、事故渋滞

なんとかパーキングに、車を停めた

女子たちはトイレに走ってたんだ

割りきって、渋滞が解消するまで、車で休むことにしたんだ…

セカンドシートを回転させ、対座シートにした

セカンドシートの一部が残り、テーブルになるんだ

そこに飲みものを置いたんだ

………ずっと、会話が続かないんだ…とぎれ、とぎれで…

イズミがボタンを押した

サイドとリアのカーテンが閉じた…
そして、運転席とセカンドシートの間のカーテンを、手動で閉めたんだ…

………モヤモヤする…
聞かせて…

イズミが言ったんだ

私が話すね

優香が言った

……素敵だったわ…
セックスって、こんなに素敵なことだなんて…

…隠さず話すよ…
……琢磨が私の中で弾けたのがわかったの…
その瞬間、知らない世界にいっちゃったわ…

……その後も、中で…
止まらなかった、快感が……意識が飛んで……気づいたら、琢磨が口移しで、お水を飲ませてくれてたの………

そう、話した優香に

何回やったの?!

イズミが聞いたんだ…

……わかんない…何回も飛んじゃったから…
…朝、シャワー浴びたの…琢磨と一緒に……ごめんなさい…琢磨の背中傷だらけ………私の…爪みたい…

優香の言葉に

そんなに良かったね?!

イズミが叫んだんだ

優香がうなづいた

……………そう…
ふぅ………嫉妬するけど………良かったね、優香…
素敵なセックス出来て

イズミ、笑みを見せ、そう言ったんだ

あのね…琢磨は優しいから、これからもって言うけど…

優香の言葉に

しないでいられるの?
きょうだけで、我慢出来るの?!

イズミが聞いたんだ

………ちがうの…
イズミの前で…4人で………だめかな?

せつない顔をして、優香が言ったんだ

………もちろん、OKよ…たまには、二人でしたら?
イズミが、そう、言ったんだ

……うん…

笑みを見せた優香だったんだけど…また…

………なぁに?

イズミが聞いたんだ

…何も、してあげれなかったの…フェラも………アナルも…

…………全部、オマ○コに中出し?

うん………反省してる
わたしだけ…

………これからもあるならいいじゃない…

うん………それとね、話しちゃイケない事かもしれやいんだけど…

そう言って、黙っちゃった優香…

…………わかったわ…
そう、言うよ、琢磨は

イズミが言ったんだ

優香は半信半疑で、イズミを見てた

………赤ちゃんでしょ?
出来ちゃったら産みなって…わかるわよ…琢磨、かなり惚れてるもん、優香に
でも、琢磨は私がそばにいないと、ダメなの…
…妻の座は、譲れないよ

イズミが、そう、言ったんだ

………な、何で、わかるの?見てたの?

まさかぁ……私達は私達で…素敵な時間だったのよ………琢磨のことは、なんとなく、わかるの…
…愛してるから

イズミ、そう言ったんだ

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