《MUMEI》 特別な関係佐伯さん達と、ちょっと高級そうな、居酒屋?で、待ち合わせしたんだ ……居酒屋じゃないよね イズミの耳元で聞いたんだ …うん…優香、居酒屋だって言うから… イズミも、困ってたみたいだった だって、おれ、いつものワークスタイルだし イズミもそれに合わせて、すごくラフな服だったから… 個室に案内された… …畳に座布団なんだけど、テーブルの下がくり貫かれてて、堀ごたつみたいになってた… 程なくして、佐伯さんと優香が来たんだ とりあえずビールで乾杯したんだけど… …なんか、緊張しちゃう… 料理も運ばれて来て… ……やっぱ、緊張しちまうよな 佐伯さんが、照れ笑いしながら、言ったんだ うん…… 俺も、同じだった …居酒屋っていうから、こんなかっこうで来ちゃったわ イズミが言ったんだ 居酒屋だよ、ジーンズでも何でもOKさ 佐伯さん、そう言った ………でも、また…なんか…話しにくい… ………もう…中出し、しあった仲でしょ…変な意識やめようよ… 優香が言ったんだ ……だから…緊張してんだけど… 俺がそう言うと、やっぱみんな同じで…4人で赤くなってたんだ… …仕事の話から…するな 佐伯さん、そう言って、話し始めたんだ 俺、佐伯さんの会社の株の25パーセントを保有してるんだ… イズミを凌辱した、新潟の中年男から、買い取った株だ… …佐伯さん名義でいいと、言ったんだけど… 佐伯さんは、聞き入れてもらくれなかったんだ… よかった、順調なんだね 話を聞き終え、そう言った俺に …イズミが、身体張ってまで、なし得たことだもん……絶対、持ち直してもらわなきゃ… 優香、泣きそうな顔して、そう、言ったんだ ………優香だって、覚悟してたじゃない… …たまたま私がそうなっただけ……気にしないで… イズミが言ったんだ ………イズミを抱いたろ…悔しくてさ… …あんな奴に、こんな、素敵な……身体をって… 佐伯さんが言った ………いいわよ…もう… あのとき、優香がそうされてたら……まだ、不感症のままだったかもね… ………よかったのよ…これで… そう言ったイズミに ………謝罪はしない …恩返しは、絶対にする 佐伯さんが、そう言ったんだ うん…それでいいよ 笑みを見せ、イズミが言うと、場が和んだんだ …凄かったね、この前… 琢磨、嫉妬して大変だったわ イズミ、妖しい目をして、そう話したんだ 兄さんもよ…… ……あの日、車の中で、兄さんに出されたでしょ… …それを、琢磨に見せたじゃない… ……琢磨に、嫉妬してもらいたいんだなって… 兄さんね…家でするときも……私を抱きながら、琢磨に、こうされたいのかって言いながら…… …意識飛ぶまでは、ならなかったけど…凄く感じちゃったわ… 上目遣いで、俺を見ながら、優香が言ったんだ ………なんか…やばい…立っちゃったょ… …琢磨もよ……アナルばかりされたんだね… …長いよね、佐伯さんの……俺が届かないとこまで、使われたんだよね…って…… イズミが、佐伯さんを見ながら言ったんだ ……立ってる…兄さん… 優香が佐伯さんの股間を触り、言ったんだ 琢磨もよ… イズミが俺の股間を触り、言った… …お前らはどうなんだよ 佐伯さんが言うと …ぬるぬるよ…わたし… イズミが、そう言って 妖しい笑みを見せた …香りだっちゃうわ……私の…匂うから… 優香が…そう、言って… 恥ずかしそうな顔を見せてた… ……しばらく…興奮さめないよね… 苦しそうに、俺が言うと …覚めたくないな… ……俺は、この関係が好きだ…大切にしたい、関係だと、心から思ってる 佐伯さん、そう、言ったんだ 前へ |次へ |
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