《MUMEI》 琢磨さんは、自分の気持ちより、イズミの事をまず、考えてる… イズミは、琢磨さんが喜ぶならって、考えてる… 自分より、まず相手の事か………それ… 愛だよね… ミキが言ったんだ …愛か…なんか照れ臭いな イズミが言ったんだ… ……自分が幸せになるために、その相手が必要だから………結局は、自分かもよ… そう、話した俺に それ、わかる… …アイツと一緒に落ちるのは、嫌…絶対に嫌… …でも、琢磨となら……… そう言って、言葉を止めたイズミに …落ちたって、這い上がれるよ…琢磨とならね ミキが、言ったんだ …うん…… イズミ、ミキの言葉に、うなづいてた でもイズミ、アンタズルいよ! どう見たって、アイツより、琢磨の方がイケメンだし、お金だってあるじゃない!……より良い男に、乗り換えただけじゃない… ミキが、言ったんだ ………うん…学校で見る琢磨は…パッとしなかったから… ………あの日、あのショッピングモールで見た琢磨は………かっこよかったな… 大学も、受かってて… お洒落な車、乗ってて… …バカみたいに真面目な人って思ってたのに… …初心者マークなんか張らないよって… ………琢磨と、もっと仲良くなってみたいなって… イズミ…あの時の事を、そう言ったんだ… ……ふ〜ん…のろけ? ミキが言ったんだ …まぁね…でも、あっという間だったよ… やられちゃって……あたふたしてたら、お尻まで………こいつ、遊び人だ こんな、顔して…獰猛な人なんだって… イズミが、そう、言うと ………ほんとだよね… エッチされちゃうのは、覚悟できてもさ………お尻なんて、変態行為なのに… 気づいたら、私も、お姉ちゃんも…琢磨にやられちゃってるんだもんね… ミキが、そう言ったんだ …見方を180度変えたら、女の敵よね… 笑いながら、イズミが言ったんだ うん…でも………食われちゃっても、損した気にならないから、不思議… ミキが、そう言ったら 彼女的には…食い逃げして、後腐れない方が気が楽だけど… ……琢磨が抱いた女は、みんな道を見付けてるから… 女としては………ううん、私的には、…琢磨のヤリチンも、アリかな… そう、イズミが言ったんだ …琢磨に相談してもねぇ………一般論と掛離れてるもんね… ミキが、そう言ってら イズミ、笑ってたんだ 前へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |