《MUMEI》
お祭り
「よう!雅我!今日は祭りがあるぜ!!!!」
祭り…?
「あぁ!祭りだ!たのしみだよな?」
なにそれ?知らん
「マジてか?ってか喋ろうぜ!目で話すの禁止な!しかも俺ビックリしすぎてマジてかに成ってるしW」
こいつの顔は朝から見るとイライラして仕方ない…
「あ!お前今失礼なことおもっただろ!」
おも…
「思ってねぇ」
「お!喋ったWW」
「お前と最初会った時も昨日も喋った」
「確かにW」
こいつは…本当…うっとうしい
「死ね」(ボソッ
「ん?何かいった?」
…こいつは俺が思ってることはわかるくせに声はあんまり届かんな
二度と喋らないでいようかな?
「…何かごめんなさい」
うるせぇ
「え?謝ったのにひでぇW」
あぁー朝から何でこんな酷い目に会わなければ生けないんだ…
まだ少年院の方が平和だった…
「え?っちょ?それ酷くない?」
「断じて酷くない!」
「そーなの?」
「あぁ」
「まぁ着物とかも用意しといてやるから!楽しみに待っとけよ!」

その日の夜

これは…?
「うん!ごめん間違えた!」
は?何を間違えたんだ?
着方とかか?
「いやー…そんなんじゃなくて…」
何なんだ早く言ってくれ
まぁ着方ぐらいなら外(ここ)でも頑張ったらどうにかなるだろ
「あのなぁーそれ女物!」
は?…ちょっと待て!気づくだろ?
「だって俺が着せたんじゃないし…」
としても気づくだろ?
だいたい…お前が用意したんだろ?
「んまぁーあ、そうだけどぉー」
その言い方うぜぇ
「相変わらずひでぇWW」

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