《MUMEI》
後藤 淳の場合 ツー
放課後 


まだ来ないのか・・・

『ガラッ』

「ごめん遅くなった」

「朱里・・・今度は何をしたんだ?」

「階段から落ちそうになった星斗先輩助けて念のため保健室に連れて行った」

こいつは、女だという自覚がなさ過ぎる

「無茶をするな、おまえは女なんだぞ」

「え・・・もしかして心配してくれてるの?」

「あたりまえだ」

「ありがとーだけど淳よりも私の方が強いと思うから・・・」

「そうじゃなくて!おまえは女だから・・・」

さけんでしまったがもうおそかった

「じゅ・・・ん?」

むき出しになった太ももちらりとみえる胸谷間

我慢できない・・・
俺は朱里を壁に追い詰める
そして唇を重ねる

「ん・・うう・・・」
室内に水音が響く
チュッ

「は・・・はぁ」

「俺は心配なんだよ・・・お前が好きだ」


あらく息をする朱里の目を見つめる


「私も淳のことは好きだけどこんなことされたらねえ・・・」

「わ・・・悪かった う・・・うわーー」

この後朱里にしめられた淳は全治1週間の怪我をしたが朱里と付き合いだした

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