《MUMEI》
佐久間の悲劇
アサミと一緒に、佐久間に会ったんだ…

…威圧感はなく…しおらしかった…

…佐久間…取り巻きたちにレイプされたんだってさ………だからって、俺たちに相談するの、おかしくね?…

俺だけかな…そう思うの?……

生理…来ないんだ?

アサミが聞くと、涙を浮かべ、うなづいたんだ

……ビデオ…撮られた………もう、おわり………もう、街を歩けない…

佐久間が泣いてた…

…お兄さんに頼んだら?

アサミが言ったんだ

…入院…してる…

入院?…

喧嘩売る相手…間違えやがってって…

そう言って、泣き崩れた佐久間…

………ホントなんだね…ヤクザ潰したって

俺を見て、アサミが言ったんだ

琢磨に粉掛けるからよ……何もしなきゃ、基本…無害よ…琢磨はね…

イズミが言った

…どうしよう?…
親に言えない……警察にも……

泣きながら、そう言った佐久間

…妊娠検索薬…まだ、反応でないわよね…
…もう少し待って、出来てたら処置するしかないでしょ……

アサミの言葉に、また、佐久間が泣き出したんだ……
自業自得じゃない……
…これからの事を、考えなさい…
…産めない身体になるわけじゃないでしょ?
…でも、処置するなら早めよ……負担が軽いから…
わかった!……

……アサミが何を言っても…佐久間は、泣いてるだけだったんだ

送りつけられた、その映像見せて

イズミが言ったんだ

佐久間がイズミを見てた…
……嫌よ…なんで…見せなきゃならないの

そしたら琢磨に悪さしたこと、許してあげるよ…

…な、何で貴女にそんな事言われなくちゃならないの?!

……佐久間ぁ…アンタ、勘違いしてるよ…
…琢磨の女はイズミだよ

アサミが言ったんだ

え?………でも優香さん…
…優香は琢磨に惚れてるだけだって…
イズミにも、キチンと話してるんだって…
好きになっちゃってるって………

佐久間、パニクってた…

……引っ越したばかりの佐久間の部屋は
どこか殺風景に感じた…

そこで、男の俺がいるまえで、佐久間のレイプムービーを見たんだ…

……泣いてる佐久間に

自分の部屋で輪姦されたの?

アサミが聞いたんだ

……うん…だから…引っ越したの…

…酷いね…8人に…

次から次えと、中出しされてる佐久間…

もちろん嫌がってるけど、お構い無しだった

髪をライターで燃やされたり、湯船に頭から突っ込まれたりしてた…

死にたくなきゃ、舐めろ……

佐久間の顔の前に、肉棒が…
泣きながら、それを口にしてる佐久間は
髪を捕まれ、奥まで突かれ、むせかえると…また、折檻されてたんだ…

うわぁ……これだけは嫌だわ…

アサミが言ったんだ

その苦痛に泣き叫ぶ佐久間
肛門に、肉棒が押し込まれれてた…

………もう、立たないぐらい輪姦しまくったのに…まだ男たちはヤろうとしてたんだ…

………自分でしごき、なんとか立たせ、入れようと…
佐久間の尻は叩かれ赤く腫れ…乳首は噛まれ、血が出てた…

リンチね…

イズミが、そう言ったんだ
男たちが帰ってくときも
唾を吐き掛けられ、足でこづかれ…
……顔を踏まれてたんだ…

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫