《MUMEI》

嘘じゃないからね…

…うん…

あ………疑ってる…

疑ってるわけじゃ…

…フェラしたのはタクヤって奴だけ!

酔わされて、輪姦されたのは知ってるよね…
バージン喰われて、たぶん中出しされたわ…
…写メ…出回ってる…それめ事実よ…

コンパで、軽い胸タッチとか、男子と同じ飲み物を、ストローで、とかしたけど……唇は…触れてないわよ…アイツの嘘に騙されないで!

アイツと、キスしたんだろ?…

避けたわよ、車の中で、迫ってきたの…
…胸も触られたけど、服の上からよ…
…下着の中は…触られたけど…濡れてなんかないからね!…

…翔太を、忘れたくて………何人かと、誘われて、デートしたけど…
…キス……したけど
ベロちゅうとかないよ………

軽い女って、思ってるでしょ?…
…翔太、追い掛けてくれなかったじゃん…
夜遊びしても…怒ってくれなかったじゃん…

姉ちゃん、泣きながら言うんだ…
…たぶん…全部…ホントなんだなって…思った

…何人と、キスしたの?

…ふたり…

触られた…

…拒否した…

触られたの?

………胸を…軽くね…
拒否したら、止めてくれたよ…

………怒ってる?…

イジケてる…

………セックスしたら、許してくれる?

そんなの…変じゃん…
…したいけど…それ…なんか違うよ…

……プラトニック…楽しかったんだもん…
…翔太は、身体、身体って、言わないでしょ…
……大切にされてるなって…なのに…バージン喰われて、写メまで…
……弟だし…あきらめなきゃって…

…うん……俺も、諦める理由…探してた…
姉ちゃんが、幸せなら………それでいいやって…

マトモな彼氏なら…それでもって…

…翔太じゃなきゃ…幸せになれないよ…

俺に抱きつき、姉ちゃんが言ったんだ

……また、キスをした

姉ちゃんの胸を、そっと触ったんだ

…姉ちゃんの胸を触る俺の手に、姉ちゃんが手を重ねた…
…退けられるねかと、思ったけど…

……直に…触って

姉ちゃん、そう言ったんだ
……姉ちゃんの服の中の生乳を、自由にしてた…

姉ちゃんの舌が、俺の舌を求めてた…

姉ちゃんの、スカートの中に手を入れたんだ

…もう少し…待てる?

姉ちゃんに聞かれたんだ

…………うん…
変わらないよね…ここまで待ったんだから…

…ごめんね…ワガママ言って…

…べつに、ワガママじゃないでしょ?

……ありがと…翔太…
エッチしたくないわけじゃないんだよ…
……私だって…したい…
翔太とエッチしたい…
…だから…もう少しだけ…待って…

…何年でも…待つよ

そんなに…待たさないよ……フェラ…してあげようか?…出したいでしょ?

…スッゴく…してみたいけど…今は止めとく…
…嫉妬で狂いそうだから…
………ごめんなさい…

いいよ、謝らないで
今日から、始まったんだよね?…俺たち…
…過去は、関係ないよね?
…翔太………

泣くなよ……優香

あ…呼び捨てにした…

…みんなの前じゃ、呼び捨てしてたじゃん

…違うよ………嬉しいの…
…姉ちゃん…俺のワガママ聞いてくれる?

なぁに?…

…見たい…姉ちゃんの…

………うん…いいよ
翔太も裸になって

え?……

…我慢出来なかったら、やっちゃっていいよ…

でも……

…待ってくれたら…嬉しいけど…

………わかった…絶対、我慢する…

…うん…

姉ちゃん、脱ぎ出したんだ
俺の前で、ブラを外し、下着まで…

…バージンじゃないし
少し、男遊びもした身体だけど…
……これが、今のわたしよ…

姉ちゃん、そう、言ったんだ

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫