《MUMEI》

クラスの皆はミネハの言葉にしたがい使い魔と契約していく

「我が名に従いし者と盟約を結ばん…」

メリルが言葉を紡ぐと魔法陣が反応して何かが召喚される
そしてそこには漆黒のローブで身体を包んだ少女が立っていた

「貴女が私の使い魔なの?」

少女は笑みを浮かべ頷き抱きついてきた

「貴女名前は?」

「無いよ…?」

「無いのね…じゃあ私がつけてあげる」

「本当?」

「えぇ…少し待ってね」

そう言ってメリルは考え込むそして再び口を開く

「貴女の名前は、シオン!」

「シオン…シオン!」

「そう、貴女はシオンよろしくね」

シオンは微笑んでさっきより少し強い力で抱きついてきた

「メリルさんの使い魔はなにかな〜…」

ミネハはシオンを見て興奮しているようだった

「貴女死神ね!初めて見たわ!」

「この子は死神なのですか」

「そう、使い魔で召喚されるのはとても珍しいの!」

「これからよろしくね、シオン」

シオンはその言葉を聞いて小さくうんと言って、笑みを浮かべた

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