《MUMEI》

もぅ…死んじゃったかとおもったじゃんかぁ!

床を拭きながら、姉ちゃんに言ったんだ

…それ…わたし?…

…なんか出て来たよ…
オシッコかと思ったけど……

……そう言うと、姉ちゃんが俺の口元の匂いを嗅いだんだ…

…違うよね?

…たぶん……何でもいいよ…姉ちゃんが気持ちよかったなら…

………これ…私の匂い?

間近に顔を寄せ、姉ちゃんが聞いたんだ

…嫌な匂いじゃないよ…
…なんか………やらしい匂いだよね

姉ちゃんが、ピシャッと、俺の背中を叩いたんだ

そして、キスして来て

……よく、我慢したね…
入れられちゃうかと…思ってた

い、いいの?!

…ダメ…赤ちゃん…出来ちゃうもん…

………入れたいなぁ…

まだダメ……ね…
もんちょっと、我慢して

…ちぇっ…

………口で…してあげるから

え?…………ほんと?

…して、欲しい?

……うん…

姉ちゃんの顔の前に
俺のが……

先端に、チュッとキスをさた姉ちゃん

やん…ピクンッて動いた……翔太の…綺麗な形だね………オッキイかな?

…比べるなよ…

…比べるよ…ひとりしか、口でしてないけど…
…しっかり、比べる…

…翔太…飲むからね、わたし…
…したことないからね
飲むなんて…
…翔太のは、飲みたいの…
そう、言って、姉ちゃんが、パクっとくわえたんだ

暖かい…口の中って…こんな……ん…ぁ…ぅぅ………んっ…あ!…

ドックン、ドックン、ドックン……

ぁぁ………出ちゃた…

姉ちゃんが、目をパチクリさせてた…

俺のを口にしたまま…

…それからゆっくり
搾り取るようにして
口から離し……コクン、と、飲み込んだんだ

………味も…匂いも違うのね…

姉ちゃん、そう言ったんだ
………そして

濃いね…翔太のは…
むせそうだったわ…喉の奥まで、飛び出して来たよ………

くったくのない、笑顔で、そう言ったんだ

……そんなに…ハッキリ覚えてるの?…
…こんなふうに、したの?アイツにも…

…ん…覚えてるよ
初めてちゃんと見たものだもん…
…興味もあったし…
…言われた通りに舐めたかな…
…でも、こんなに愛しくなかったよ…
…飲めって言われたけど、吐き出した…

過去を責めてもいいけど……嫌わないでね…

…もう一回、してあげる…
姉ちゃん、そう言って、また…俺のを舐めだしたんだ
……ん……ぁ…

くすっ…かわいい…ここ、気持ちいいんだ?…
…ここは、どうかしら?

んん……ぁ…

やん…翔太、女の子みたい……こんなこと…しちゃお
姉ちゃん…竿を、アイスみたく、舐めてた…

…ぁぁ…ね、姉ちゃん…俺…

だーめ…まだょ…
もっと、舐めてたいもん……翔太のなら…何時間でも、こうしてられる…

ね、姉ちゃん!!

ドッピュン、ドッピュン……

姉ちゃんの、顔に…

…………姉ちゃん…俺を見てた…

………もぅ…飲んであげたかったのにぃ…

姉ちゃん、指で拭って、その指を、舐めたんだ!

……不思議…翔太の精子…愛しい…
……顔射、みんな嫌がるって聞いたけど…
……べつに、どってことないわね…

姉ちゃん、そう言って、また、舐めてだしたんだ

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