《MUMEI》
ジョウノウチ テツヤ
『愛〜ご飯だぞ〜』

『はーい!!』
朝晴れた日
お父さんの声が優しく響いた

『ふぁ〜よく寝たぁ〜』
といつものように体を伸ばして
時計を見た。
(7:30)
『...』
『やっば!!寝坊したぁ〜』

急いで真新しい制服に着替えて
階段をかけ降りた。

『あ、おはよう♪』

『お父さん〜なんでもっと早く起こしてくれないの〜』
そういって朝食のパンを口にいれ
急いで仏壇の前にいき
『お母さん、行ってきます♪』
そして全力で家を出た。

やっとの思いで駅について
電車に飛び乗った。
『座れないのかぁ〜』
混んでいて座れなかった。

立ちながらグタッとしていると
横から声が聞こえた。

『あの...よかったら座って♪』

『あ、ありがとぅ。』
(スッゴいイケメン...)

『キミ明瞬学園の生徒?明瞬の制服だよね?』

『は、はい!!今日から転校してきたんです!!』

『そーなんだ♪僕は2-A城之内哲也。
皆からはテツって呼ばれてるよ♪』

『テツさんですね!よろしくです♪
私は愛、加藤愛って言います。』
『テツさんはなんで電車に乗ってるんですか?リムジンとかじゃないんですか?』

『僕の家はそこまでお金持ちじゃないんだ。親がさ、校長なんだ。』

『へぇ〜偉い方なんですね!』

『まぁそうなるのかな 笑』
『あっじゃあ僕コンビニよるから
ここで降りるね!またどこかで!』

『はーぃ!さょなら!』

アナウンス
(次は明瞬学園前〜...)

『ここだな!』

今日から新しい生活が始まるんだ!

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