《MUMEI》
性癖を超えた愛 (長門 アルバイトの店員)
俺は最近、行き着けの店ができた。その店は不覚にもアダルトショップ、ごく普通の高校生が行くような店でもない。
なぜ、ここが俺の行き着けになったかと言うと
きっかけは、二週間前、亮にアダルトビデオを
見た事がないと言われからかわれた事が原因だった。
そして、また今日もあの店に入る。
「よし、何買おうかな…」
軽快な音楽と、周りのテレビモニターは大人のおもちゃの宣伝と、アダルトビデオの宣伝が映し出されていた
「これでもか…」
「凝りへんな自分!どんだけ客に迷惑かけんねん」
「ちょっとやめてください!」
隣にスタッフルームから抵抗する女の人の声がした
「なんだ…」
「今日でこの失敗は何回目だ!!」
「すいません!!」
「何回謝れば気が済むねん!!」
「ううーひっく…」
店長らしき声と初めてのアルバイトらしき女性の声がする。
「なんだよ…」
俺はその声のする、スタッフルームに行くと。
一瞬だけ、アルバイトの女性と目があい、扉が開く
(いいのかよ…)
「ふえええーん、助けてえ…」
「おいっこら、何客にせがんどんねん…すんません、ここはスタッフルームでして、お客さんのご入場はご遠慮させてもろてま…」
「ああ、俺はこいつの彼氏だ!これ以上、香織に手を出したら…どうなるかわかってるだろうな…」
「うう…ありがとうございますううううう」
なんか、凄くよく泣く店員だし、香織って誰だよ…と思いながら店を出た。
「ありがとうございますありがとうございありがとうございありがとうございありがとうございありがとうございありがとうございありがとうござい」
「いや、そんな数回も謝らなくてもいいから…とりあえずエプロン外せ…」
「はい…」
アダルトショップとかかれたエプロンを外した
中は、白いTシャツにブラジャーが透けている
「あっみないで…」
「嫌でも見えるから…」
「そっか…」
「もう、ここまで来たしな…」
「でも、でも…仕事に戻らないと…」
「お前、本当はアルバイトじゃないだろう」
「は?なぜ…」
「現役女子高生AV女優」
「えっ…あ、うん…」
彼女は、こくりと頷いた
「年齢は」
「あなたの一つ上、高3」

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