《MUMEI》
料理とつっかえ
キッチンには料理中の食欲をそそる音が響く
 …トントントン…
  …ジュシァァ…
エプロン姿も似合ってるなぁ…
なんて事を考えている内に食卓の準備は淡々と進む
「蒼夜、できたよ!」
「おっ炒め物か!」
「うん!」
「「いただきます!」」
パクッ…モグモグ…ゴクッ…
「うまぁっ!!!」
「ホントに!?」
「ああ!うまい!
料理、上手なんだな!味付けも最高だぜ!」
「よかったぁ…」
ガツガツガツ… 
 モグモグモグ…
「そんなに急いで食べたら
喉につっかえちゃうよ?」
「どいじょうぶっ… 」
蒼夜の顔の血の気が引く
ドンドンドン… …ゴクン…
「大丈夫?」
「喉につっかえた…」
くすくす…
「わっ笑うなよ!」
「ごめん、あまりに案の定だだたから
ふふ…」

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