《MUMEI》 私は早速テラスに足を運んだ。 少し歩くと目の前には亮が待っていた。 「お待たせ…」 「ああ…」 「で、話って…」 「話はなぁ…」 「りょおー」 亮がしばらく、話すのを待っている最中、ギャルっぽい、終業式に見た女の子が来た 「一緒に帰ろ…」 「というわけだ…じゃあな…」 「ブース、フフン」 彼女の方は自身満々な笑みを浮かべ どさっ、と押し倒し、ソックスは膝の部分が破れ、少量の血がでた。 そして、 亮は、一度も振り向かずその女の子と肩を並べて歩き出す。 「…………」 「おい!」 「ふぇ!?」 誰かに呼びかけられ、振り向くとそこには長門君がいた。 「お前、大丈夫か…」 「あ、うん…」 「うんって、どこがだよ…血出てるぞ、保健室行くぞ!保健室!!」 「えっあっありがとう…」 そのまま、私は、長門君と保健室に行った。 前へ |次へ |
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