《MUMEI》
番外編 悲劇の始まりと悪魔のささやき
拷問が終わってから数週間、学校の始業式の日、二人、死んだらしい
それは、向井さんと亮だった。
あれから、知念君から連絡もなく普通に過ごしている、ちょっと変わった事は長門君と交際を始めた事だ。毎日、甘酸っぱい青春の恋愛を楽しんでいる。あの日までは…

病院
「…………」
「大丈夫か…」
「…………」
「どうですかね…」
二人の医師が一人の患者の周りにつく、なぜなら昨日の朝からぴくりとも動かないからだ。
「昏睡状態ですかね…」
「いいえ、昏睡状態でも普通は呼吸していますし、反射もありますし…」
「じゃあ、目の色も虚ろだし、ずっと下向いてるし…」
「精神崩壊でしょう…」
「はあ…納得しました。」
数時間後
搬送された病院で
急性心不全で亡くなった。
身元がわかる物は何一つなかったので遺体は保留されたままだったが、搬送された時から外傷が酷く、遺体は死亡が確認されてから二時間後警察に引き渡したが、犯人の痕跡もわからぬままだったが一カ月後、事態は急展開を向かえる
DNA鑑定で出た判定は少年Cと少年N、少女Aだと言う事が判明し、三人を殺人容疑の疑いで逮捕した。少年Cの供述によると数年前から兄に酷い虐待をされた
そして、少女Aは、今年の7月に被害者の少年に深い傷を負わされたなどの供述をしています
また被害者の少年Mが緊急搬送されてから
容疑者Cは、被害者少年の住む神奈川県の市役所に死亡届けを提出していた事が判明しました
以上でニュースを終了します…

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