《MUMEI》 「ああ・・・・、いやーーっ!」 たちまち両足首に絡みつき、うねうねと這い登って来る黒い触手達は、アクエリアスの中におぞましさと共に、何とも得体の知れない妖しい感覚 を呼び覚ました。 細い蛇のように這い登って来た触手の 先端が、まるで愛撫するごとく、白い内ももを撫で上げた時、思わず知らず上げた悲鳴には、その自分では認めたくない未知の感覚を掘り起こされる事への、 恐怖と不安が 混じっていた。 『アクエリアスよ、大人しく身を任せていてご覧なさい。さすれば、並みの 人間ではなかなか味わう事の出来ない 快楽を経験させてあげますよ。』 触手がクリッと愛らしいお尻の間をズルズル滑る感触に 「アアン」と知らず知らずのうちに喘いでしまいながらも、アクエリアスはぎゆつと 唇を噛みしめ、闇の快楽へと誘う ガイアの声に抵抗する 構えを見せる。 フフフ・・・・、黒い霧の塊は笑ったようだった。 『可愛いものよ・・・こちらとしても、そのほうが料理のしがいがあると言うもの・・・・。何人もの清純なる乙女を淫女に変えた、このガイアの腕によりを掛けた愛撫を、身をもって味わうが良い !!その快楽の頂点で、そなたの中で眠っている巨大なる超能力が目覚めるであろう!!』 前へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |