|
《MUMEI》 スカウト〜次の日〜 ピピピ ピピピ ピピピ う〜ん トコトコ 由呑ちゃんが起きない… 目覚まし時計鳴らしてるんだけどな〜 羅「由呑ちゃーん」 由「ん…」 羅「由呑ちゃん！」 由「ん…何？」 羅「学校休みだし、ショッピング行こ！」 由「ショッピング？」 羅「うん！」 由「着替えるから、待って…」 ちゃんと、目を覚ましてないな… とにかく私も、着替えよう。 花柄のワンピースに、柄が一緒の鞄で、髪はポニーテイル。 由呑ちゃんは… えぇぇぇぇぇぇ！！！ じゃ、ジャージ… 由呑ちゃんを起こすには〜 ここは、由呑ちゃんのお兄さんを呼ぼう！ パタパタ ガチャ 羅「由呑ちゃんのお兄さんいますかー？」 蓮「俺に用？」 アイスを加えながら、由呑ちゃんのお兄さんがこっちを見た。 羅「由呑ちゃんを起こして」 蓮「あいつまだ、寝てんの？」 羅「はぁ」 海「ため息、1回目！」 ピキ 羅「もういいです！！」 バタン まったく！ 羅「由呑ちゃん！起きて！」 由「…羅々ちゃん！？」 羅「ショッピングに行くよ！」 由「すぐ着替えるから、待ってて！」 〜3分後〜 羅「3分も、着替えにかかるんだね…」 由「だって〜」 羅「とにかく、行こっか」 由「そうだね！」 〜10分後〜 着いたー！ 羅「気持ちいいな〜」 由「羅々ちゃん」 羅「ん？」 由「早く、中に入ろ！」 羅「うん！」 トコトコ 羅「どこ見る？」 由「羅々ちゃん、買い物する前にご飯食べて行こ」 羅「そういえば、朝から何も食べてないね」 由「あそこで食べよ！」 羅「レストラン？」 由「うん！」 羅「私達、小4だよ？」 由「うん」 羅「小4の子供が二人でレストランに行ってたら、おかしいよ」 由「大丈夫！羅々ちゃん、背高いもん！」 羅「そういう問題？」 由「そういう問題だよ」 羅「はいはい」 由「じゃあ、行こ！」 羅「うん」 由呑ちゃん… ここに、来たことあるのかな？ 来たことあるようには、見えないんだけど… 由「羅々ちゃん、何頼む？」 羅「サンドイッチの盛り合わせ」 由「わかった」 店員「お決まりでしょうか」 由「はい。えーと」 羅「サンドイッチの盛り合わせ１つとスパゲッティを１つ。以上で」 店員「かしこまりました」 由「羅々ちゃんすごいね！」 はい？ 羅「普通だよ？」 由「そうなの！？」 羅「うん」 由「へぇー」 ?「ねぇ、あなた達」 綺麗なお姉さんだな〜 羅「何ですか？」 ?「私は、ジャスミンのスカウトマンなんだけど、あなた逹…モデルになる気はない？」 モデル？ 羅「１つ伺いますが、あなたの名前は？」 ?「千葉 樹よ」 千葉 樹… 樹「で？なる気はない？」 羅「どうして、私達なんですか？」 樹「あなた達にぴったりな仕事だからよ。お願い！私のためだと思って！」 由「やります！」 え？ 羅「由呑ちゃん、モデルってわかってる？」 由「この人のためだもん！」 羅「はいはい」 樹「今日から、始めるわよ！」 羅「分かりました」 ガタッ 羅「由呑ちゃん、行くよ」 由「うん」 ポト あっ！ 魔法のネックレスが！ 由「はい」 羅「ありがとう」 樹「早く乗って！」 羅「はーい」 モデル…か 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |