《MUMEI》

もう数時間もないから また恐ろしい結果になる 生きて残っていたら わざわざ存在しなかった日まで加えて 過去へさかのぼって 汚されていく だから生きているのは危険だと忠告した 先は最初から黒に塗り潰されてた でも生きなかった過去は したくはない事だけ 自分ではない事だけ なんの色もない思いもない時を 無意味なまま埋めてきた場所 なんの記憶にも残さない過去を なんの思い出もない過去を 今に付け加えてしまった過去と一緒に 全部黒で塗り尽くされるのを待って死ぬのは まるで意味がない 黒しかなくなるまで わざわざ待つなどおかしい でも今それだけを確実にしている 明日が最初からないまま 自身を汚す事を受けてはだめだ 死んでいた意味に 違う理由を無断で上塗りされるのは 別の人数分重ねられるのは不当 直ちにどこへ消えればいいだろう 3階のそこから消え落ちる事を 目にした最初から最も自然なことのように感じて 抑えるべきはそうは取られないからで まるで自然に反するようにその映像が消せない 全くそういう願望や衝動の持ち主ではなく なのにずっと押さえ続けなければならない あまりに自然に反した意志の連続となる日 もう2年以上も成り立たない力で もうどちらにも収める力をなくしている今 それを目の前に吊るし出されるのは 簡単に乗り越えられる高さのない塀の前に立たされる事 なぜそんなにも機会を設けられるのだろう これが終わりなく起こされてしまった あなたにもわたしにも必要のなかった 現実に押されたスイッチ ただ生きているだけの権利さえもを奪った非業なやり方 行為でもなく消えない方法で-0315

これまでを完全に生きずにきて なんの取り決めもなく存在できるわけない それをできる方法を最初に失ったまま ずっと存在してしまっているから1214

あなたが自由であなたが苦しい事はない 侮辱とは世界の前提をけがすこと0856
たぶん本当の意味はわからない 実際にとは違うけれど 息ができると同じようになる 何も感じてなくても それと同じとわかる 0848

ちゃんと話せてないからだとはわかってる2102

どこかにどこか安全な場所がないかといつも考える2105

あまりにもすべてになってしまうけれど なぜなら本当をまさにな言葉をそのまま使って伝えた事は 厳密に言えば一度もない訳だから2107

でも心配しないで 飛び抜けた方法じゃなくそれ全部をなだれさせたりはしないよう 今でも十分窒息し続けてるあなたを沈めてはいけないから2110

だけどいつもたくさんでそして一度さえもなくて 一度の代わりのなんて呼んでいいのか名前のない 何かは本当になにかがある2115
そしてまだ何にもすり替えたりをしてもいないから あなたが軽くなるはずだった分量 それはでもそっくり私分かというと実は厳密に言えば最初から違ってた2121

今はその答えからも遠く流されてるから その話は先でいい 本当は今の今のままじゃなくて 昨日のもの とても満足できそうにないと分かってて でもムリでも並べるつもりで それはかっこ悪くても一大決心でも初期の予定なんかでもなくて そこへ戻る方法とか認識を成立させる事が 可能不可能というのじゃなく ただ受け付けられないそれをもうどうこう言う訳でもなく でも今は今息ができるのもできなくなるのも まだなんの予測も配分もない まだその最中なのが実情だから2130

そして今ここで だけどホントに もしもなら そうだったしそうなんだよという その言えるべき事が ここには表せない ずっとそれがこれまでだった2143

このまま明日までの自由が必要だったけれどうまくは行かなかったし ほんとは自由どころか拘束されるべき予定をもまるまるもう何日目になるかすっ飛ばして逃げられないぎりぎりまで来てる2148

でも今夜はなんとかしてみる どちらとも すでにまるで自信もないけど2155

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫