《MUMEI》
雑誌
羅「そっか」

由「着替え、持ってきてないし」

羅「確かに…」

由「じゃあね」

羅「待った！」

由「何？」

羅「私の服、貸してあげる！」

由「いいの？」

羅「うん！泊まっていいから！ね？」

由「じゃあ、お言葉に甘えて…」

羅「やったー！」

由「クス」

羅「えへへ」

それから、夜になってとうとう次の日

バタバタ

ガチャ

海「羅々！由呑ちゃん！」

羅「ん…」

朝から、うるさいなぁ。

由「何ですか？」

空「これって、羅々達…だよね？」

空兄がジャスミンの雑誌を見せてきた。

羅「今日、発売だったんだ！」

由「知らなかったー！」

海「てことは…お前達なのか！？」

羅「そうだけど？」

由「羅々ちゃん、可愛いでしょ？」

海「そうだけど、いつ撮ったんだ！？」

羅「昨日だよ」

由「昨日、スカウトされたんです」

海「ええぇぇぇぇぇぇぇ！！！」

羅「うるさい」

由「失礼ですが、静かにしてください」

海「ごめん…」

羅「昨日は、疲れたね」

由「1時間も、撮影するんだもんね」

羅「ということだから、おやすみ〜」

空「今日、学校ですよ？」

羅「そうだったけ？」

由「そうでしたね」

海「そんな事より、羅奈ってなんだよ！」

羅「さぁ、行こー」

由「そうですね」

羅「由呑ちゃん、髪…やらせてくれる？」

由「いいですけど」

羅「もうやっちゃった♪」

由「早いですね」

羅「ツインテイルにしてみた！」

由「可愛く出来てるー！」

羅「よかった！私は、くしでとくだけでいいや」

由「遅刻しますよ！」

羅「はいはーい」

お兄ちゃんは、ほっといていいよねー

羅「行ってきまーす」

ガチャ

あ…

羅「樹さん。どうしたんですか？」

由「撮影ですか？」

樹「そうよ！乗って！」

羅「はーい」

前へ |次へ
作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する
携帯小説の
無銘文庫