《MUMEI》
夜の街 進展
 
 「別に、なんでもないよ・・・」
 「姫っ、早く話したらいいんじゃない。」
 「そうだな・・・・この資料を見てくれ、この資料は、サラスコスモスの、花粉を大麻化させたものを販売している売人のリストだ、これらの者たちに聞いてみればわかる。」と封筒に入っていた資料を、見せる。だが意外な人物の資料がそこにはあった。
 「高菜 啓介って、今回の犯人だったよな?」
 「そうだ、高菜はここ数ヶ月の間学校に登校していなかったが、昨日久しぶりに登校したんだ。気の毒に、犯人の汚名を着せられた。」
 「着せられたって、誰かが彼に犯人役を、押し付けたっていうのか?」
 「どうだろうな・・・まずはこの男に話を聞いてみよう。」と指差した男は、とても人相が悪くとても痩せていた。
 

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