《MUMEI》
スーパー
スーパーに着いた。

ここのスーパーは、24時間営業だからまだ開いている。

ガーー

お母さんに渡されたメモを見た。

にんじん

お肉

ジャガイモ

バターで終わりか。

優「優季、バターってどこに「あれー?会長?」

え?うっわ

橘じゃん!

橘「会長の彼氏?」

優「兄よ」

優季「こいつ誰?」

優「同じ学校の問題児」

優季「問題児?」

優「金髪で登校してるし、ピアスも着けてる」

優季「なるほど」

橘「チッ」

優「どうでも、いいけど買い物?」

橘「ちげーよ」

優「じゃあ、何?」

橘「用ねぇから帰る」

と言って、橘は帰っていった。

てか、用ないんなら来るなよ!

優季「優奈、買い物終わったぞ」

へ?終わった?

優「もう?」

優季「あぁ」

優「いつ!?」

優季「お前が会話してた時」

あ〜暇そうだったもんね。

優季「帰るぞ」

優「うん」

トコトコ

?「あ、会長」

また、同じ学校の奴!?

って、冬沢 巧!

巧「やっぱり、会長だったんだ」

ここは、無視が一番だよね。

優季「いいのか?」

優「いいの!」

巧「その男誰?」

何で、あんたに言わなきゃいけないのよ!

って、言いたいけど無視をしといたほうがいい。

巧「無視するんだ。じゃあね」

やっと、帰った。

優季「なぁ」

優「何?」

優季「あいつ、俺よりかっこいいな」

は?何言ってんの?

優「優季の方がかっこいいよ!」

優季「なにむきになってんだよ」

優「むきになんかなってないわよ!」

優季「クスッ(あいつの事、気になってきてるな)」

優「ゆ、優季!前見ないと!」

優季「へ?ガン 痛ってー!!」

優季は、家の近くにある電柱に頭をぶつけた。

痛かっただろうね。

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