《MUMEI》
うざい奴&バカな奴
美「本当、穂野花がいてくれてよかった〜」

隆「無視!?」

ほんと、うざい奴だな。

美「こいつと同じクラスだなんて嫌だな〜」

そう、隆寺と同じクラス。

なのに、「会いたくて」とか同じクラスなのに言うからうざい。

まったく…

〜算数ルーム〜

先「どこでもいいから座れー」

ここでいっか。

私は、一番端っこの席に座った。

その横に穂野花が座り、穂野花の横には隆寺が座った。

なんで、隆寺が穂野花の横に座るんだか…

違うとこに座ればいいのに…

仲がいい男子くらいいるでしょ!

ガタ

ん?

美「あ、城山君」

京「勝手に座って、ごめんね。開いてる席なくて」

美「いいよ。でも本当に、勝手だね」

京「ごめん」

美「別に」

京「ここどこなの?」

はい?

美「何言ってんの!ここは算数ルームだよ」

京「そうだったのか。全部持ってこなくてよかったんだ」

全部?

美「全部って?」

京「分からなかったから、全教科持ってきたんだけど…」

こいつ…超がつくほどバカだ。

美「バカだね」

京「ガーン」

美「もう、授業が始まるよ」

と言って、前を向いた。

〜1時間後〜

やっと終わったー!

穂「みー、食堂行こー!」

美「うん!」

隆「俺もー!」

美「はいはい」

穂「城山君もどう?」

京「僕はいいよ」

穂「そっか」

京「せっかく、誘ってくれたのにごめんね」

穂「いいよ」

グウゥゥゥ

京「あ…」

美「お腹空いてるの?」

京「うん」

美「一緒に食べようよ」

穂「そうだよ」

京「僕なんかがいていいの?」

???

何言ってんのかな?

いいに決まってるから、誘ってるのに。

穂「行こ」

美「そだねー」

食堂のご飯は、最高なのだよ〜

だから、早く行かないと売り切れる!

走りたいけど、先生に怒られるからみんな走らない。

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