《MUMEI》 ・ 可愛いなんて、俺よりも若干大きな三村を可愛いと思ってしまった。 触れるだけのキスをしたらそこから止まらなくなった。 とにかくたくさんキスがしたくなって、俺は公園の直ぐ傍のラブホに三村を連れ込んだ。 ▽ 「ハッ、ん…」 「ん、…は…」 何度も角度を変えてはキスをひたすら繰り返す。 三村はずっと俺の両手を握っている。 「この手触りたかった、触って欲しかった」 三村は俺の手を自分の頬につけ、そして指に唇をあてる。 「な、キスしたい、手は後にして」 「やだ、この手離したくない、この手で触られたい」 「じゃあ触るからキスさせて」 「わかった」 再び唇を重ね、俺達はベッドに沈んだ。 ・ 前へ |次へ |
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