《MUMEI》





可愛いなんて、俺よりも若干大きな三村を可愛いと思ってしまった。






触れるだけのキスをしたらそこから止まらなくなった。




とにかくたくさんキスがしたくなって、俺は公園の直ぐ傍のラブホに三村を連れ込んだ。










「ハッ、ん…」


「ん、…は…」


何度も角度を変えてはキスをひたすら繰り返す。



三村はずっと俺の両手を握っている。



「この手触りたかった、触って欲しかった」


三村は俺の手を自分の頬につけ、そして指に唇をあてる。


「な、キスしたい、手は後にして」


「やだ、この手離したくない、この手で触られたい」


「じゃあ触るからキスさせて」


「わかった」



再び唇を重ね、俺達はベッドに沈んだ。






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