《MUMEI》 ・ 兄貴に言われた事が本当だったから、俺はもう兄貴を尊敬した。 キスから始まって最後まで止まらなくなって、そして俺は三村に惚れてしまった。 俺の荒れた手を胸に抱きながら俺の胸に埋まる三村。 俺よりも大きくて、男っぽいのに… ごわついた髪までが愛しく感じて、俺はそっと黒髪にキスをした。 俺に惚れたばかりに地味に、だけど可愛くなった、出来立ての恋人。 そして俺は、 「キスさせて」 再び唇を重ねた。 End 前へ |
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