《MUMEI》
食堂
〜食堂〜

穂「何ランチにするー?」

美「んーとね」

京「説明してください」

美「そこにいる隆寺に言ってねー」

京「はい」

隆「えっ!俺!?」

穂「お願いねー」

隆「任せとけ!」

アホらし。

穂「みー!」

美「ん?」

穂「早くしないと売り切れるよ!」

そうだった!

美「Aランチで!」

穂「私は、Cランチで!」

美「今日は、Cランチなの?」

穂「うん!この頃、Aランチばっかだったからね」

美「確かに、毎日同じのだと飽きるしね」

穂「うんうん」

美「いただきまーす」

穂「いただきます」

パクパク

美「ん〜美味しい!」

穂「確かに、美味しい!」

美「あれ?城山君と隆寺は?」

穂「さぁ。トイレにでも行ったんじゃない?」

美「そうかな?」

穂「味噌汁、冷めるよ」

美「…」

穂「みー?」

美「あ、何?」

穂「どうしたの?」

美「何でもないよ」

?「おい」

ん?

美「橘、どうしたの?」

秀「鍵、落ちてるぞ」

あっ!

橘が言ってくれなかったら、家に入れなかったよね。

美「ありがとう」

秀「別に」

美「それより、城山君と隆寺見なかった?」

秀「ヤンキーとパンの取り合いしてた」

ヤンキーとパンの取り合い!?

穂「どこで?」

秀「中庭」

美「穂野花、一応行こっか」

穂「そうだね」

秀「川岸」

美「美麗奈でいいよ!それか、みーで」

秀「じゃあ、美麗奈って呼ばせてもらう」

穂「私も、穂野花でいいよ!」

秀「あぁ。そんなことより、怪我をしないようにな」

怪我?

そんなに、危ない喧嘩なのかな?

とにかく、早く中庭に行かないと!

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