《MUMEI》 喧嘩やっと、中庭に着いた! 何故だか、人が集まっている。 もしかして、喧嘩!? なわけないか… あ、でも男子ってしょうもないことで喧嘩するんだよねー なら、可能性は低くないってことだよね。 穂「人がいっぱいで見えないね」 美「うん。どうしようかな」 ?「道を開けてもらったらどうだ?」 えっ!? 美「橘!あんた、付いてきたの?」 秀「喧嘩とかには、興味はねぇがな」 穂「じゃ、なんで付いてきたのー?」 秀「暇だから」 そういう理由かい! 秀「穂野花と美麗奈って、背低いな」 なっ!失礼なことを! 穂「これでも、高い方だよー?」 そう、女子の中では高い方だ。 美「橘は、見えるの?」 秀「あぁ。それより、秀でいいぞ」 美「あ、うん。じゃあ、秀って呼ぶね!そんなことより、隆寺達は何してるの?」 秀「喧嘩。それより、やばいぞ」 美「やばい?」 秀「隆寺ってやつ、ボコボコだ」 穂「えっ!?そんな…」 心配だよね。 穂野花と隆寺は、恋人だもんね… 穂「美麗奈!お願い…」 と穂野花は今にも、泣きそうな声で言った。 穂野花が私の事を美麗奈と言うときは、必死な時とかだ。 美「了解!」 私は、人ごみの中を必死に通った。 「何すんだよ!」 美「あ″?黙ってろよ!!」 「す、すいやせんしたー!!」 まったく、そんなに喧嘩みたいわけ!? でもこの学校、馬鹿ばっかりだしね〜 あ、見えてきた! っ!! 私が見たものは…傷だらけの城山君と今にも倒れそうな隆寺だった。 美「城山君!隆寺!」 私は、城山君と隆寺の所に行った。 京「川岸さ…ん」 美「大丈夫?」 京「僕より、隆寺さんの事…を」 えっ!? 美「隆寺、立つ力があるから大丈夫だと思うんだけど」 京「3年の先輩と、喧嘩をしてたんで」 3年ですって!? 勝てるはずがない… 見たら、3年は全員立っていた。 1.2.3.4.5… 全員で、5人か… ザッ 美「隆寺!私も、手伝うよ」 隆「こいつら…強いぜ」 美「いいよ」 3年「女が増えたところで、強くなったわけじゃない。足でまといになるだけだぜ?」 美「あんたらより、強いと思うけどなー」 3年「あ″?なめてんのか?」 美「じゃあ、これできる?」 と言って私は、近くにあったレンガ?を叩き潰した。 3年「ヒッ!逃げろー!!」 3年は、走ってどこかにいった。 へぇ、あんなことで逃げるんだ。 弱い証拠だね。 隆「う…」 美「隆寺!大丈夫?」 隆「おう…と言いたいけど、ちょっと痛む」 ?「隆寺、みー!」 あっ! 美「穂野花!」 穂「二人共、大丈夫!?」 美「あ〜穂野花…後ろ見てみ」 穂「え?…あ、城山君も大丈夫!?」 京「今、忘れてましたよね…」 あ〜あ、ショック受けちゃってるじゃん。 前へ |次へ |
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